2003-06-02 六月 暗い空、雨に打たれて奇妙に色鮮やかなあじさい、傘、長靴。 公園の水たまり。虹色に浮く油はどこから来たのだろう。 水をたっぷり含んだ重たい空気。じんわりと肌にまとわりつく。 かたつむりの通った跡。ぬめぬめと光る。 いつのまにか記憶に焼きついたイメージ。