2003-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「ハナレバナレ」

「ハナレバナレ」という曲を聴くといつも「抱きしめたい」という言葉が頭に浮かぶ 比喩じゃなくて実際に胸が痛むような やるせなく獰猛な感情を 物理的にも心情的にも遠く隔たった想いを ミュージシャンは歌という形にする他なく 声高に叫ぶでもなく ただ自…

ぬくもりの記憶

何がどうしたってわけじゃないのに 今さら 何でだか すこしだけ さびしくて (どうやらそのように感じてるみたいで) もやっとした胸のうちの空洞は わずかながらも いかんともしがたくて 布団の中で電気あんか胸に抱えて 丸く小さく縮こまって眠る 温もりを…

新しい人

「夜明けの街まで 歩いていったら こんなにもきれいなんだね 何もない グルッと見回せば イライラも 歯がゆさも 音楽はなんのために 鳴りひびきゃいいの こんなにも静かな世界では 心ふるわす人たちに 手紙を待つあの人に 届けばいいのにね」 夜明けの歌だっ…