2006-01-01から1年間の記事一覧

2006年の音楽(1)

アーティスト、アルバム、曲など、こちらも順不同でゆるゆる取り上げてみます。 テニスコーツ「ぼくたちみんなだね」「テニスコーツのテーマ」「エンディングテーマ」 今年は私の中でテニスコーツ元年ということで。テニスコーツ名義以外でのソロ作品もたく…

2006年に読んで面白かった本

職場から借りてきて読んでは返す、の繰り返しなので、何を読んでどれが面白かったか、すぐに忘れていってしまうことが多いのですが。おぼろげに記憶に残っている本を適当に挙げてみます。順不同。奥田英朗「町長選挙」 大変に優れたエンターテインメントであ…

二晩連続で芋で酔っぱらって ほんの少し寝て起きたらもう眠る気にもならなくて 動く気にもなれなくて 電気ストーブの前でじっとして 反吐が出そうなくらい落ち込んで 数時間も経っただろうか 布団の中でぼーっと歯を磨きながら聴いたダーティースリーに 心の…

no music, no alcohol and no live

今年観たライブをふりかえってみます。こうやって見ると、今年もキセルよく観に行ってたんだなーと改めて気づきました。17回か・・・去年よりは、行かなかったライブも結構あったと思うんだけど、それでも、マニアとして正しい(一般的には異常な)通いつ…

2006年に行ったライブ

1/12 SAKEROCKの謹賀新年ツアー SAKEROCK、キセル、TUCKER クアトロ 1/15 ザ・ショーケースvol.8 アドレッセンスアンビバレンツ キセル、SL@yRe & The Feminine Stool、チミドロ、monde coffee、中村暁 UPLINK FACTORY 2/5 空気公団 クアトロ 2/12 UTA TO OT…

ドミノ倒し

こまが一つぱたんと倒れたら 次々と後に続いて 先の方から思いがけず光が差し込んできたような 思いもよらない展開に こんがらがってつんのめりそう 大人なので 大切に育てていく覚悟はあります 大人気ないので 会えたときはただ嬉しくて 会えないとき胸を痛…

青空に

私ができることはもう何もないんだな、とふいに悟った 君のために 頭おかしいけどそんなに馬鹿ってわけでもないんで (致命的に不器用だけど) 迷惑かけません もうこれ以上 何者でもないちっぽけな存在だけどプライドはあるよ 一緒に夢が見られて楽しかった…

夜の波

闇のまたたきに目をこらして 静けさに耳をすませて 胸の高鳴りに深呼吸する 流れに翻弄されないよう 深く潜って息を殺し泳ぐ 頭の外で海鳴りが遠く響き かすかな潮の香りをかぎとる 増幅する波のリズムに ふいに足がすくみそうになるけど もう溺れたりしない…

倦怠と祝福

窓の外の朝の空が ふいににくらしく思える どうして時間はただ過ぎていく? わたしはもう あたらしいものなんてほしくない と、書いたところで 雲がピンク色にかがやき始めた 仕組まれたかのような タイミングと美しさに 息をのむ

おわかれ

新しく車を買うことになって(親が) なじみの深緑色のマーチとさよならした 12時に車屋が来るけどその前にあんた乗ったら? と午前10時頃母に言われて、 そうしようかなーなんて気のない声で返事をした休日の私は ふいに涙がこぼれそうになるのをぐっと…

半島を出よ

「半島を出よ」を今さら読んだ。ベストセラーなだけあってずっと予約が入ってたけど、ようやく上下巻そろって書架にあるのを見つけて、貸出カードも空いてたので。村上龍、こう見えても昔は読んだりしてたのです。高校生くらいの頃。だいじょうぶマイフレン…

echo

暗がりの中 そっと手をつないで すぐにほどいた ただそれだけ 目も合わさず 言葉も交わさず どこへも行けずに ほんのひとときの 温もりと手触り 深く刻まれた 君があのとき本当に見ていたもの 今ならわかる(ような気がする) 受けとめ損ねたキャッチボール…

before dawn

軽く酔って本を読みながら夜早くにことんと寝入ってしまい、電気のついたままの白々と明るい部屋で夜半過ぎにぱっちり目が覚める。このところ仕事のある日はほぼ毎晩のことだ。大抵何らかの夢を見る。目覚めたとき両手が痺れていることもよくある。起き出し…

月に照らされた

日曜日、多摩美の学園祭でゆらゆら帝国のライブを見てきた。 せっかく無料なので、普段一緒にライブに行く友達でなく、大学の友達を誘って行ってきた。野生動物をケンキューする会に所属しながら、思春期のヒーローがブルーハーツ(私)や筋肉少女隊(Kさん…

夏の残像

音楽祭りの夜 屋台でタイラーメンを食べて帰りました

秋のカケラ

昼休みに 公園で。

GOGOモンスター

一昨日、友だちに借りて「GOGOモンスター」を読んだ。 ずっと読んでみたかったので、ようやく念願叶ったり。 読んでる途中は、期待したほどでもないかなーと思ったけど、 読み終えたら、視覚がサイケな刺激を受けて不安定になったように感じた。 寝る前…

浮世でランチ

酔っぱらって音楽をかけて寝床で本を読みつつそのまま寝入ってしまう日々。全くもってダメ人間ですが、秋は体調を崩しがちなので、よく眠れているだけよしとしよう。山崎ナオコーラ「浮世でランチ」は、なかなかでした。ちょっと規格外というか、はかりしれ…

雨の夢

雨音に包まれて眠る 君と同じ夢を見たい にわか雨かけ出す僕ら 雨だれが頬をつたう 甘い気持ちで雨宿り 雨上がり虹を探そう 水たまり飛び越えて 目が覚める 雨音に包まれて眠る 君と同じ夢の世界で 永遠に子供でいよう 夢の中でだけ

文豪猫

睡眠学習中なわきゃない

ブーゲンビリア

母の日に買った いったん散って また咲いてる

春辺

やわらかな空気に混じって かすかな調べが はるか彼方から ふわり届く それは あいまいに存在するわたしたちを 今、此処に つなぎとめるよすが ろうそくの炎のように はかなく あたたかく ほんの少し先を照らす http://hikouki.main.jp/b2006_05.html

owari no kisetsu

やっぱり声なんてかけなければよかった 苦い思い胸に いっそ出会わなければよかったとさえ 「サヨナラもう会えない」 見上げた空のすきまに欠けた月ぽかり どんなにひとりよがりだったとしても あの月と同じくらい君が大事でした ほんとはいろんなことわかっ…

生乾き

夕べの大雨に くつ下までぐしょ濡れ あくる日は晴れ空 アスファルトも洗濯物も すっかり乾いた 逡巡は生温く湿ったまま 心の内に貼り付いてるけど にじむ夕日の上 まぶしく光る飛行機雲 見上げて 一人でも大丈夫 しんみりと思う

放物線

叶わなかった願いを 手のひらの上で転がして その感触と重みを 心ゆくまで確かめてから 屋根の向こうに 行く先のわからぬよう 思いきり 放り投げる 子供の頃 歯が抜けたときのように 失くした場所に 新たな想いが芽生えるのを じっくり 待つよ。

なかった頃には戻れない 曇り空の朝 思いを馳せる 記憶は 現在を縛り 未来を形作る

過不足なし

君のこと好きだ 夕日が赤い 風が冷たい ただそこにあるもの ただそれだけのこと

うすっぺらなつつじの花 あでやかな色 気安い香り 五月の風に クスクス笑い

なかったことにはなりません なにもかも 過ちも 誤りも 赦してなんてくれなくて いい 青空のうそつき

いい人や やさしい人だから 好きになるわけじゃないよ べつに いびつに歪んだ規格外のココロ持て余す