2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

おにぎりとたましい

5月の前半に休みが多かったせいでお弁当作りの勢いが失速してしまい、最近は作ってもおにぎりか、もしくは昨晩のおかずの残りをごはんの上にのせた手抜き丼くらい。昨日のお昼は、瓶詰めのシャケの沖漬けと黒ごまを混ぜたおにぎりと、ゆかりと白ごまを混ぜ…

春霞

going my own way

ここ数日、変な時間に寝たり起きたりしているので頭がぼーっとしてるのかもしれない。仕事が休みの月曜の昼間、のんびり洗濯して洗濯物を干してシャワーを浴びて、浴室で体をふきつつ再び洗濯機を目にしてようやく、そういえば洗剤を入れてなかったことに気…

おいしくて笑える

ひとりひとりの味 (よりみちパン!セ 28)作者: 平松洋子出版社/メーカー: 理論社発売日: 2007/04/16メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (24件) を見るなんといってもここに平松さんを起用するという人選がニクイよなーと思う。旬だ…

ごくごく水を飲む

ひさしぶりに「アムリタ」を読み返してみた。吉本ばなな自選選集〈1〉Occult オカルト作者: 吉本ばなな出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2000/11メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (6件) を見る吉本時代のばななさんの小説は特に、あまり楽…

はじめて降り立った駅の長い商店街を端から端までなんとなく歩いてみた

ムカデ禍

昨日田舎の父から来たメールが相当面白かったので、無許可ですがここに全文掲載します。 メールありがとう、今日は一日お墓掃除でした。スニーカのまま竹やぶで竹を切っていたら突然左足の痛みを感じたので、みると10cmほどのムカデがふくらはぎの柔らか…

ぼくらは歩く ただそんだけ

夕方6時半に六本木で友だちと別れて、疲れてるからまっすぐ帰るつもりでいたのに、人でざわつく夕暮れの街並みが目に入ったとたん「歩きたい欲」がむくむくと立ち上ってきたので、とりあえず渋谷方面に向かって歩きはじめた。ふだん立ち仕事なので最近は以…

平凡な毎日に混入する異分子

家に帰ったらあれをしようこれをしようと仕事中に考えていても半分も実行できれば良いほう。毎日、今日こそはと思うんだけど。やるせなくも平穏な日々。 風邪気味なのか悪寒がして肩がこっている。 職場の同僚が巨大ナマケモノにさらわれる夢を見たのはその…

ほのぼのもぐもぐ

オニが来た作者: 大道珠貴出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/02メディア: 単行本この商品を含むブログ (16件) を見るこの人の本は以前わりとよく読んだけど、独特の塩っ辛い読後感があまり好きになれなくて、しばらくご無沙汰していた。今回は、装丁を手…

狂喜乱舞

nhhmbaseのライブ、よかったなー。彼らのライブを見るのは2回目で、初めて見たとき興奮して、絶対またライブ見る!と意気込んでいたのだが、今回も、期待に違わず楽しめた。ボーカルの人が演奏している姿を見るといつも「小鬼」という言葉が頭に浮かぶ。目…

夏休み小説

3日休んで3日働いてまた3日休んで、今日は出勤。昨日など部屋でだらだら寝腐ってばかりいて、職場の人に今朝「たくさん寝たって顔してる」と言われてしまった。休みが多かったのに昨日はなんであんなに眠かったんだろう、とよくよく考えてみると、休みな…

月の光のゼリー

わたしを離さないで(never let me go)について、書き忘れたこと。作者について私はこの本に書かれている情報以外ほとんど知らないので、きわめて個人的な憶測に過ぎないのですが、やはり日本的な情緒がそこはかとなく感じられる気がした。そして、英文で書…

never let me go

仕事が終わってから直接友だちの家に泊まりに行って飲んだ。はじめての町を歩くのはいつだって面白い。厳密に言えば初めてではなく、昔の彼の弟が住んでいた町だったけど。駅に降り立ってようやくそのことを思い出して懐かしくなった。延々飲み食いしつつ映…

涙腺メンテナンス

ばらばら(CD付)作者: 星野源,平野太呂出版社/メーカー: リトル・モア発売日: 2007/04/26メディア: 単行本購入: 15人 クリック: 149回この商品を含むブログ (58件) を見る穏やかな歌だけど、単純に「優しい」という言葉で片づけたくない。途方に暮れてたり、…

虫も春

あったかくなってくると虫もたくさん出てくるようで、昨日は河原で、楽器ケースの下にムカデみたいな虫がいつのまにかひそんでいたり、ナメクジがにじり寄ってきたりして、ちょっとびびった。自然は見た目に美しいだけじゃなくて、いろいろ内包しているのだ…

巡り巡って

傷つけられた、と、被害者気どりでいたけれど、そういえば自分も似たようなことを昔やったっけ、とふと思い出してしまった。盛り上げて、その気にさせて、裏切った。はじめから裏切りを意図したわけではもちろんなかったので、どうしようもなかったし、心が…