片目が腫れふさがったままずっと 生きてきたんだ あの夏から 奥行きのつかめない 遠近感のない世界で 手を伸ばすことも忘れ 臆病なカタツムリみたいに のろのろと這いつくばって 君の声に一心に耳を澄ませていたら 胸の奥からふいに 忘れてた言葉が こぼれ落…
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