説明できない 両手に抱えて立ちつくす 頬をつたうのは涙じゃなくて汗 見つけたのは波に洗われた色ガラス わたしだけの たいせつな 夜中にも止まない蝉の声 蚊取線香の灰がこぼれて床を白くする 匂いや音は記憶を揺さぶり いくつもの遠い夏がビーズ細工のよう…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。