祈りと呪い

先週ようやく「少年カフカ」を読み終えた。気になるところに色えんぴつで線を引きながら読んだ。ちょっと学生みたいな気分で楽しかった。それにしてもとんでもない分量の本であった。

「親が子供に与える祈りと呪いというのは、ある部分ではくっついているのかもしれません。(中略)ある場合には単純な呪いより、大きなダメージを子供に与えるかもしれない。」

p409より。「祈りと呪い」という言葉にまずドキっとしたし、深く考えさせられる内容でした。身につまされる部分もあり。