おにぎりとたましい

5月の前半に休みが多かったせいでお弁当作りの勢いが失速してしまい、最近は作ってもおにぎりか、もしくは昨晩のおかずの残りをごはんの上にのせた手抜き丼くらい。昨日のお昼は、瓶詰めのシャケの沖漬けと黒ごまを混ぜたおにぎりと、ゆかりと白ごまを混ぜたおにぎり、6Pチーズ、もずくスープでした。貧乏くさいけどほどよく満足できるし、おにぎり握りマスターをひそかに目指して精進を重ねているのです。3月に父がシャケの沖漬けを3瓶どこからかもらってきたので、おにぎりを作る度にせっせと使っているのだけれど、なかなかなくならない。賞味期限は目前なのだが、今ようやく3瓶目に突入しようかというところ。独特の臭みがあるので、わたしは生協の瓶詰めのレモン汁をふりかけて使ってます。ちょっとへんてこな風味かもしれないけど、慣れるとそれはそれでおいしいです。生協のレモン汁瓶詰めはわたしのような不精料理人には必須アイテムと言えましょう。レモンを直接搾ったものにくらべるとやはり風味は劣るけれど、なんとか許容できるレベル。職場での休憩時間用に夏場は水筒を持って行くのですが、中身は、Britaのポットで作った浄水にレモン汁をたらした氷水が定番です。さらに、母が畑で摘んできたミントの葉を麦茶ポットに入れて水を注いだミント水があれば言うことなし。今日はシャケおにぎりにシソの千切りを混ぜよう。

物語を生きる―今は昔、昔は今

物語を生きる―今は昔、昔は今

全部の内容を理解できたわけではないけれど、ちょうど知りたかったことが多く書かれていて、興味深く読みました。
心と体をつなぐものが「たましい」である、というところを読んで、ふちがみとふなとの歌詞を思い出す。「心までは愛しても魂までは無理だった でももうあんまりくよくよしないでね」、なんて身も蓋もないことを歌うのだ、と思ってぎょっとしつつも、しんみりします。