石川くん

wポイントにつられてタワレコでまとめ買い。ただしCDでなく本を。渋谷店の書籍の階の料理本が置いてある一角は、品揃えがたまらないです。文庫本のセレクトなど心憎い限り。高山さんの本2冊と、開高健の文庫本1冊と、手に取ってみたらどーしても欲しくなってしまったのが、この本。

酒の肴

酒の肴

眺めているだけで嬉しくなってしまう。レシピが番号をふった箇条書きでないところも、料理の出来上がり写真じゃなくて牧野伊三男さんのざっくりしたイラストが添えられているところも、何だかとても良いです。心豊かな気持ちになります。料理が(そこそこ)好きで、お酒が飲める女子でよかったなあ、としみじみ。
石川くん (集英社文庫)

石川くん (集英社文庫)

職場でまず背表紙が目に飛び込んできて、何これ?と思って読んでみたら、もう。こんな可笑しい本があったとは。読み終える頃にはわたしも石川(啄木)くんが大好きになってしまいましたよ。イラスト超いい味。最近は衣良新刊に手が伸びなくなってしまったけど、このシリーズはやっぱり読みたくなってしまう。ドラマのイメージで敬遠してる人は、読んでみたら意外に楽しめるかも。わたしの中でのマコトは、長瀬ではなく、マーシーさんの若い頃みたいなイメージだったりします。クサイところがこれまで以上に鼻につく感はあるものの、今回も(それなりに)楽しく読めました。
キセルのクアトロライブは、正直、曲によって良し悪しにムラがある感じでした。良い曲はびっくりするくらい良かったんだけど。忙しくて疲れてるのかな、とか思ってしまった。ひさしぶりに柔らかな丘が聴けたのは嬉しかった。ちょうど聴きたい気分だったので。アナログ早く届くといいなー(といってもプレーヤーないから聴けないんだけど。マニアなんで)。