泣き上戸

廊下で何故かシンメトリーな2匹

洗濯するぞーと意気込んでいた休日の朝は、あいにくの雨ふり。昨日と一昨日はあんなに暑かったのに。でも、雨ふりの朝は、ほっとするよね。

今年になってからもう2回、酔って泣いた。しかも同じ相手の前で。次第に泣き上戸になってきているのだろうか。酔って泣いたといえば、思い出すのは去年の春。日曜日の終電で、立って窓の外を見ながら、缶チューハイを手に一人泣きじゃくった。イヤフォンからの音楽に泣けて仕方なかった。最低の酔っぱらい、どん底の思い出。2006年春の最も印象深い記憶。

はじめての文学 村上春樹

はじめての文学 村上春樹

昼休みにお局様の態度にぶち切れそうになって、スープを一気に飲み干し、かじりかけのおにぎりをバッグに放り込んで、外に出た。近くの公園の藤棚の下のベンチに座って残りを平らげてから、「沈黙」を読んで、励まされる思い。昔読んだ話がほとんどだけど、自分が年を取ってわかるようになった部分がいくつも。「シドニーのグリーン・ストリート」が好き。