2010-04-16 ■ 「夏の雪」 星を数えて見つけた物語を いつかあなたに話して聞かせよう 言葉や歌に込めた想い 離れて遠い場所で響いた 騒がしい街並みに 心閉ざし歩いた 空を見ては つまづいたことさえも やがて時に流され 傷は薄れゆく 夜の終わりに交わした約束は 朝の光に見えなくなったけど 失くしたことに少し慣れて 流した涙すぐに乾くけれど そばにいて 行かないで 願う強い気持ちは 胸に残る 思い出はとどまらず 形を変え続ける 今もずっと 色あせず そこにある 僕達が見たものは 夏の雪のよう