2003-07-27 休日、窓の外 布団に寝そべり 本を少し読んでは休んで顔を上げる 窓の外をぼんやり眺めたり、眠ったり CDを何枚も何枚も聴いた 明けない梅雨、休息と音楽と読書、夏の空の下 ちょっとさみしくて薄暗くて心安らかで 時の流れがやさしかった 厚くたれこめた雲の合間にのぞく はるか遠くの空の果て その透明な水色をじっと見ていた 梅雨の終わりを見届けるような気分で 子供の喚声、歪んだカラオケ、祭りのおはやし やけに涼しい団地の夏祭り 今年もやってきて、過ぎ去った 今は強い陽射し、蝉の声 本当の夏がもうすぐ始まる