巡り巡って

miyamya2007-05-01

傷つけられた、と、被害者気どりでいたけれど、そういえば自分も似たようなことを昔やったっけ、とふと思い出してしまった。盛り上げて、その気にさせて、裏切った。はじめから裏切りを意図したわけではもちろんなかったので、どうしようもなかったし、心がわりの理由をうまく説明できなくて、とても苦しくて、だからよけいに「なかったこと」にしようとして、目をつぶってひたすら逃げた。今改めて相手の気もちを想像すると、なんだか身につまされる。そう思うとあの人の気もちもわかる気がするし、全然、許せる。だって私もそうだったもの。驚くほどに因果応報。
はじめて見た知久さんのライブに胸打たれた。ギターがとてもいい音色で鳴っていて、きっとこの人は人前で演奏しようがしなかろうが関係なく、長年のあいだギターと共に日々を過ごしてきたんだろうな、と思わされた。そういう、有無をいわせぬ、説得力のある音。音楽家だなー、男の子だなー、としみじみ。そういう人にあこがれます。
写真は、布団で読書中ミケさんが乗っかってきて悩ましげに身をくねらせる様子です。ほわほわ、ゴロゴロ、ぬくぬく。真夜中のくつろぎタイム。