狂喜乱舞

nhhmbaseのライブ、よかったなー。彼らのライブを見るのは2回目で、初めて見たとき興奮して、絶対またライブ見る!と意気込んでいたのだが、今回も、期待に違わず楽しめた。ボーカルの人が演奏している姿を見るといつも「小鬼」という言葉が頭に浮かぶ。目がきらっきらしていて、小柄な体から発散されるエネルギーの勢いに目を奪われる。演奏中にこぼれる笑顔が皆すごくいい。今ここで演奏していることがただ嬉しくてたまらない、という表情。その狂喜、狂騒ぶりに、見ているこちらもニヤリと会心の笑み。変拍子、よく練られたアレンジ、技術的な裏打ち、そして何より、それら全てをふっとばすような瞬発力と集中力。圧倒的。

物語の役割 (ちくまプリマー新書)

物語の役割 (ちくまプリマー新書)

小川洋子の、物語に対する真摯さと謙虚さに、感動した。そのひたむきさ加減は宗教的ですらある。それくらい、物語に身も心も捧げて愛しているんだな。素晴らしい小説を書き、創作の秘密まで惜しげなく見せてくれるなんて、すごいことだ。