梅仕事2

miyamya2007-06-17

一昨日父が田舎から帰ってきた。飛行機に乗り遅れて新幹線を利用したそうで、予想外の出費に両親揃って渋い顔。というわけで、今年の父の日のプレゼントはお金に決定。楽といえば楽。
父に梅の実を採ってきてもらって、梅ジャムを作った。クウネルの長尾さんの記事を読んで、どうしても作ってみたくなったので。梅の実、量だけはたくさんあるんだけど、売り物と違って傷が多くて見てくれも今ひとつ。でも頼んでわざわざ持ち帰ってもらった手前文句も言えず。水に漬けて、拭いて、傷を取り除くだけでえらく手間がかかって、ただでさえ疲れていたのでフラフラになる。しかも金曜の夜にジャム作りで夜なべって。地味だ。
大鍋にお湯を沸かして梅をゆでてアクを取り、お湯を少し残してグラニュー糖を半量加えて梅がやわらかくなるまで煮て、バットなどにあけてあら熱が取れたら種を手で取り除き、鍋に戻して残りのグラニュー糖を加えてさらに煮て、完成。グラニュー糖は家にあるだけの分しか入れなかったので、かなり糖分ひかえめ。早めに食べ切らねば。酸っぱくて、ちょっと渋味があるけど、なかなか美味しくできた。
わたしがジャムを煮る横で、残りの梅で父がワイン煮を作ってくれた。梅に赤ワインと三温糖を加えて(下ゆでもアク取りもしないで)ただひたすらぐつぐつ煮て種を取り除いたもの。父オリジナルレシピ、といえば聞こえは良いが、本当に適当に作っただけみたいで、出来上がりを味見させてもらったら口が曲がりそうなほど酸っぱかった。野生味あふるる味(むしろ体に悪いんじゃないかってくらい。母には大不評)。りんごジュースで割ったり、ヨーグルトに入れてハチミツをかけたりすると、結構いける。
比較的きれいな梅を取り分けておいて梅酒も作った。残りのウォッカとハチミツで。

シー・ラブズ・ユー (2) (東京バンドワゴン)

シー・ラブズ・ユー (2) (東京バンドワゴン)

東京バンドワゴン (1)の続編。古き良きホームドラマに対する筆者の愛(我南人風に言えばlove)が伝わってきます。どの登場人物を主人公にしても面白くなりそうなくらい、皆いきいきと魅力的に描かれているなかで、あえておばあちゃんの幽霊を語り手に設定しているところがまた上手いなーと。2作目ともなると、狙いすぎな部分がやや鼻につく感もあるけれど、笑いあり涙あり、今回もほのぼの楽しめました。