1日の終わりに

ちゃんと布団を敷いて寝てないから疲れが取れないし、部屋は散らかりっぱなしで片づける気力がどうしても出てこない、しかもなんだか喉が痛むし唇には口内炎が2ヶ所、昼寝しても夢ばかりしっかり見て疲れはやっぱり取れず、暗い気分でそれでも夕方どうにか部屋を片づけて洗濯して今夜のために5日ぶりにようやく布団を敷いて、結局楽器の練習には行けなくて、電車で出かけた友だちとの待ち合わせ前にデパートで服3着とかばんを衝動買い、勢いづいてごはんを食べながら楽しくしゃべり、明るい気分で家に帰る途中、夜空には太めの半月がぴかぴか黄色く光ってた。出かけてよかった。ぐっすり眠ろう、今夜こそ。

誰にも見えない

誰にも見えない

古本屋で買ったもう一冊も勢いで読んでしまった。14才のまっすぐさ潔癖さと、不自由さがよく出ていて、よかった。YAっぽいというより、いくえみ綾岡崎京子の描く女の子に近い感じ。

主人公の中学生の女の子に、見知らぬおじいさんがかける言葉。深い。

がまんするのが、いやなら、わがままに、生きなさい。むしろ、わがままに、生きたほうがいい。人にめいわくをかけないで、わがままに生きるのは、かんたんなこっちゃ、ないが、それができれば、人生は豊かになる。それに、がまんして、生きても、わがままに、生きても、いつか、どこかで、自分に、自分で、おとしまえをつけなきゃ、ならない時が、来るんだから