1日の終わりに
ちゃんと布団を敷いて寝てないから疲れが取れないし、部屋は散らかりっぱなしで片づける気力がどうしても出てこない、しかもなんだか喉が痛むし唇には口内炎が2ヶ所、昼寝しても夢ばかりしっかり見て疲れはやっぱり取れず、暗い気分でそれでも夕方どうにか部屋を片づけて洗濯して今夜のために5日ぶりにようやく布団を敷いて、結局楽器の練習には行けなくて、電車で出かけた友だちとの待ち合わせ前にデパートで服3着とかばんを衝動買い、勢いづいてごはんを食べながら楽しくしゃべり、明るい気分で家に帰る途中、夜空には太めの半月がぴかぴか黄色く光ってた。出かけてよかった。ぐっすり眠ろう、今夜こそ。
- 作者: 藤谷治
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/03/01
- メディア: 単行本
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主人公の中学生の女の子に、見知らぬおじいさんがかける言葉。深い。
がまんするのが、いやなら、わがままに、生きなさい。むしろ、わがままに、生きたほうがいい。人にめいわくをかけないで、わがままに生きるのは、かんたんなこっちゃ、ないが、それができれば、人生は豊かになる。それに、がまんして、生きても、わがままに、生きても、いつか、どこかで、自分に、自分で、おとしまえをつけなきゃ、ならない時が、来るんだから