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うわのそら

夕暮れの物思い
夜更けの焦燥
明け方ふと心緩んで

脈打ってうごめく感情
抑えきれずに上の空

ふわり風に乗って
ゆらり波に揺られて
届いても
届かなくても

何度消そうとしても消えなかった
今この時ここにある
このおもい
今この時どこかに在る
君の面影
見えない希望でつながっているようで

まばたきの瞬間
にじんだ涙のスコールが
空に虹の橋を架ける
夢を見る