膨らんで宇宙

miyamya2007-08-11

海岸に着いたのはまだ陽の高い午後で、焼けつくような暑さに初めのうちは「暑い」としか考えられなかったけど、足をぬるい海水にひたしたらそれでもだいぶ涼しく感じられた。波と遊んで、まくったズボンの裾を濡らして、しゃべったり、ぼんやりしたり、特に何をするでもなく、ちょっと退屈な感じが贅沢と言えなくもなくて。つかの間の夏休み気分。波打ち際にはだしでいると感じることがいくらでもあって飽きない。

何といっても海はいつも予想の20%くらい大きいから。そうとうの大きさを予測して見に行くと、更にその20%大きい。もっと大きいと思って行っても、そのかくごの20%大きい。一面の波で心をいっぱいにしていっても、小さなビーチを想像していっても、やっぱり20%。
こういうのを無限っていうのか。

「アムリタ」より。

刻々と移りゆく夕焼けを眺めながら開演待ち。時間が押したせいもあってライブが始まるまでにけっこう飲んでしまった。潮風が酔いをさらっていくような気もして、つい。友達と一緒に観る、大好きなミュージシャンのライブ、後ろには海、見上げれば星空、足元は砂浜。言うことなしです。

帰りのバス停でバスが来るのを待っているとき、目の前の夜空に流れ星。

海に行くまえ久しぶりに御茶ノ水にCDを借りに行ったら思わず10枚も借りてしまった。さすがに荷物が重かったようで、今日は右腕がやや筋肉痛。何やってるんだか。で、ようやくハスキントリビュートのハナレグミを聴いたのですが、辻村兄さんのギターが超かっこよくて、曲も演奏もとても素敵で、朝も夜もリピートして反すう。

鮮やかな この世界は色とりどりのカラー
飛びきりな キミとは繋がっていたいから
ひた歩く 流星飛び交って胸に