休みが必要だ

甘ったれクロ

世の中の黄金週間は今日でおしまいですが、わたしは明日から6日間のうち1日しか仕事に行かなくてよいのです(連休中はもちろん働きましたよ!休みもあったけど)。しかも週末は野外ライブ。これぞゴールデン!と浮き浮きしている真夜中過ぎです、こんばんは。夜明けまであと1時間ほど。昨日の朝は早番で、せわしなく自転車をこいでいたら道路脇の公園の木立から「ヒーツーキー」という鳥のさえずりが聞こえてきて、これはあれだ、ムシクイの仲間だ、渡りの途中でこんなとこ来てるんだ!と思ったら胸ときめいて、木々の青葉もいっそう目に染みるようでした。職場で図鑑を確認したところエゾムシクイと判明。なので夜が明けたらまずは双眼鏡を持ってその公園を散歩しに行きます。まだいるといいな。識別は苦手だけどムシクイ類の地味な外観はとても好みです。

仕事が終わってもまだ十分明るくてあんまりにも気持ちの良い気候だったので、自転車をひいて川べりを散歩しながら帰りました。お昼に食べきれなかったチョコ味のベーグルの残り半分をかじりつつ、スーパーで買った缶チューハイを飲みながら(ところでスーパーのレジに並んでたら前の人が「一個ならお先にどうぞ」と順番を譲ってくれてとても嬉しかったです。お昼のパン屋では真逆の目にあったので余計に。そういう小さな心の余裕って自分も周りの人も幸せにするんだなあと思いました。)風は強かったけど、暑くも寒くもない夕暮れに、新緑の勢いと咲きほこる花々にぼーっとみとれながらほろ酔いで歩くのは至福の時でした。こういうときはビールより缶チューハイがいい気がする、なんとなく。もうすぐ田んぼに水が張られる時期だと気づいてわくわくしました。

ミルクティーを飲みながらパソコンに向かおうと思ってお湯をわかす間に、戸棚にしまってある梅酒の瓶からこっそり梅の実をすくい上げて一粒かじる深夜。これも至福。そしてパソコンのキーをぱたぱた叩いているとふすまを開けて猫がにゃーんとやって来て、まん丸な目をして物言いたげな様子でこっちをじーっと見つめて、まあ結局人の膝の上でごろんと丸くなって寝ちゃうだけなんだけど、うまく言語化できないけどそういう気持ちになるときって人間にもあるよ、わかるよ、と思いました。そういう気持ちでブログ書いたりとかしてるのかもしれないですね。