赤い靴

26日金曜日は矢野ミチルさん企画「うたうランプ」でした。
昼すぎに二子玉川で待ち合わせて延々バスに揺られてキスミワコさんとダイキさんのアパートに到着し、まずは衣装合わせ(笑)。キスさん手作りの雲のししゅうのある真っ白な服と、その下に着るワンピースとスカート、さらには真っ赤な靴まで貸してもらって、至れりつくせり。森さんの衣装と星形のサングラスには息をのむ(笑いをこらえて)。矢野さんはこわいくらいに衣装が似合っていて、まるで実写版スナフキンのよう。
会場は中目黒っぽい感じのお洒落なカフェ。真っ黒な子犬がかわいくていっぱいなでた。まったりセッティング、リハ、そして開場と同時くらいにトイレで着替えたが(髪には白い羽根飾りまで!)どうにも似合ってる気がしなくて落ち着かない。そして着替え後の森さん、「どういう顔をしていいのかわからない」とバーカウンターに向かってビールのジョッキを悲愴な面持ちであおっていた姿が忘れられません。本番は、たのしかったです。森さんブログによると「空間がおかしかった」、見に来てくれたyukikawanaさんのブログによると「パルテノン神殿」、そんな感じだったらしいけど・・・(どんなだ)。キスミワコさんは、ミュージカルを連想するような感じの、広がりのある自由奔放な音楽。ステキでした。ダイキさんのPAが超いい仕事してました。キスさんと、Qurage組と、フリージャズのドラマーだという豊住さんとの4人で1曲セッションして、とても気持ちよかったです。お世話になった方、お話ししてくれた方、どうもありがとうございました。いい時間を過ごせました。

しかし赤い靴には女子として胸ときめきました。さすが歌になってることだけのことはあります。

というわけで一応これが東京在住Qurageの最後のライブだったそうです。森さんがもしこのタイミングで東京に来てなかったらわたしの人生はだいぶ違ったものになったかもしれないです。そんなに親しい間柄ってわけではないし、いいかげんだなーとかめんどくさいやつだなーとか思うけど(笑)、なんというか、皮膚感覚的に信頼できるところのある人だと個人的には思ってます。一緒に音楽できてほんとよかった。これからもよろしくです。

ギャラ代わりに、ということで、矢野さんの原画を1枚頂きました。