「サンセットホリック」


夕暮れに誘われて
川沿いの道を行く
吹く風が汗をさらってく


昼と夜のあわいに
うつりゆく空の下
変わる心にまかせ進む


遠ざかる
あの日の記憶
きつく抱いた


飛ぶ鳥を目で追って
心を空に放つ
はずむリズムに揺られ歩く


やるせなく美しく
沈む夕日を見てた
それは祈りにどこか似てた


目が覚めても
消えない夢を
信じた君


声が聞きたいよ
笑顔見せてよ
僕のとなりは君にあげる
いつか僕ら
形なくなるけど
かけらを
今拾い集めては
光灯す


夕暮れに誘われて
川沿いの道を行く


夕闇に沈みゆく