「真夜中に僕ら」


忘れ物取りに帰らなきゃ
焦って転んですりむいた


伝え忘れたことばかり
気になって後ろ振り向く


大切な事ほど口に出せないけれど今もここにある
さらさらとこぼれる想いは砂のように日々に紛れ込む


いつだってうまく歩けない
私を待っててくれるかな


一人で歩く帰り道
丸い月と一緒に


真夜中に僕らは声に出さずささやく言葉にできずに
君の手のひらから伝わる温もりまた思い出してる
真夏の片隅で醒めない夢追いかけ見上げる夜空