2010-04-25 ■ 「ゆきどまり」 どうやってここに来れたのかわからない 上り坂背中押す君の声に急に楽になったんだ 波の音 潮風と 肌を焼く強い陽射し 白い雲 空高く きりもなくつのる想い 寄せては返す波に遊ぶ ずっと待ってた気がしてるこんな日を 君の腕の温度夢に見るほど そばにいられたらと願う 夕暮れに踏みしめた砂浜は熱を残す ぎこちなく手を伸ばす僕らまたすれ違った まっすぐに受け止めたい 安心な行き止まり 八月の褪せた夜空 これ以上どこへも行きたくない 海鳴りに耳を泳がせた