アンチスリル

玄米ごはんが茶碗1杯分ほど余っていたので、昨日はお弁当にチャーハンを作って持っていった。ごま油で長葱のみじん切りとシャケ沖漬けをよく炒めてから(シャケの臭みをとるため)、白いりゴマ、レンジ加熱した角切りのにんじんといんげん、あらかじめ炒めておいた卵、ごはんを加えてさらに炒め、塩こしょうで味つけ、刻んだシソの葉も加えて、最後に鍋肌にしょうゆを回しかけた。ごはんの量が少なめで、厚手の鍋で炒めたのでうまくいった。チャーハンを自分で作るといつも具をいろいろ入れすぎて散漫な感じになってしまうのが難点。おいしかったけど。

魂食らい (クロニクル千古の闇 3)

魂食らい (クロニクル千古の闇 3)

シリーズ最新刊で、3作目。普段は滅多に読まないファンタジー物だけど、酒井駒子さんのイラストに惹かれて1作目を手にとってみたら、とっつきやすい感じの文章だったので、読んでみるとなかなか面白くって。豊かな自然描写がとても魅力的。厳しい自然と共に生きる古代の人の暮らしが、絵空事としてでなくリアルに想像できます。だがしかし。わたしはスリルとサスペンスがちっとも楽しめないタチなので(ジェットコースターやホラー映画は大の苦手。真に受けすぎてしまうからだろうか)、主人公たちが危機に陥る度に、絶対に助かるんだから大丈夫だって、と自分に言い聞かせつつもドキドキしてどうしても読むのを途中で止められなくなってしまう。またしょっちゅう死にそうになるんだこれが。精神衛生上よくない。でも、なかなかよくできたお話だと思います。