2010-04-22 ■ 「空の下」 遠くの空に沈む夕日を一人 見送りながら遠い君を思った どれくらいとか どうしたらとか わからないけど わりきれなくて 背伸びして届けた言葉の裏側で 行き場のない想い持て余し 僕らはなればなれ 夜にさざめく人の波に泳ぐ 耳を澄まして見えない音を呼吸する 歌をたどって見つけた君の抜け殻 そっと触って浮かび上がる感情 飛び越えた心の行先に戸惑い 立ち止まる僕を照らす街明かり にじむまぼろし 戻れない記憶の響き胸に残し 揺れ動く日々の中 僕ら今日も同じ空の下で