「I won't last a day without you」(意訳)


なじめない人と顔を合わせ疲れる毎日
たのもしいあなたはそこにいてくれたね いつでも


虹の向こうには届かない
ささやかな夢もかなわず
答えのない世界を生きてゆける
あなたがいてくれたなら


都会は冷たく寂しい場所に思える 何度も
変わらない微笑みが見れたらそれでよかった


虹の向こうには届かない
ささやかな夢もかなわず
答えのない世界を生きてゆける
あなたがいてくれたなら


触れてくれるから歌える
悩みは消え去って
思いを込めて触れて
そばにいてくれるなら あなたが


悪気なく友達が約束を忘れることもある
一番大事なあなたに会えたから大丈夫


虹の向こうには届かない
ささやかな夢もかなわず
答えのない世界を生きてゆける
あなたがいてくれたなら


虹の向こうには届かない
ささやかな夢もかなわず
答えのない世界を生きてゆくわ
あなたがいてくれるから

「初夢」


僕に会いたかった君の夢を見て目覚めた
君に会えなかったこと思い出す夜明け前


近くて遠い音の波間に揺れる想い
忘れて忘れられない僕を置いてきぼり


見渡す空は果てしなく広く
まどろむ僕を誘う遥か彼方へ


これでよかったのかわからないけど大丈夫
降り注ぐ光の中僕らは歩き出す


見上げた空は限りなく高く
浮かべた僕らの心を乗せどこまでも

「空の下」


遠くの空に沈む夕日を一人
見送りながら遠い君を思った


どれくらいとか どうしたらとか
わからないけど わりきれなくて


背伸びして届けた言葉の裏側で
行き場のない想い持て余し
僕らはなればなれ


夜にさざめく人の波に泳ぐ
耳を澄まして見えない音を呼吸する


歌をたどって見つけた君の抜け殻
そっと触って浮かび上がる感情


飛び越えた心の行先に戸惑い
立ち止まる僕を照らす街明かり
にじむまぼろし


戻れない記憶の響き胸に残し
揺れ動く日々の中
僕ら今日も同じ空の下で

「星月夜」


晴れ渡る空
音のない青
眩しすぎる光
手をかざす


はやる心を
抑えきれずに
春の息吹吸って
駆け出した


できることなら今も
あの日に戻りたいけど


春の陽射しに
不意に気づいた
こんなにも寂しく
冷えていた


すり切れるほど
思い返して
角の取れた記憶
手放せず


よく似た僕らは今も
夢の中で出会う


つまづいて
泣き出した
子供の君を
照らす星月夜


大事なものを
探しに行こう
失くした歌も
すぐに見つかるから

「ビール」


寂しい夜にすきま風
君のいない私に慣れない
わかった顔されたくなくて
平気なふりで笑う


気持ちの奥に隠してる
ちぐはぐな心をごまかす
否定は胸に呑み込んで
あいまいに頷いた


泡で流し込んで忘れた
それでいいはずないのに


傷を見て痛みは見ない
日常に麻痺する感覚
本音はそっと忍ばせる
不確かな日々を悩む


いつまでも答えは出ないし
後戻りしたくてもできない
少しずつ変わって行く
君の知らない私になる


変わらず朝は来るけど
続く夢を待っている


泡で流し込んで笑った
ありえないことだけど


いつかまた
今度また
約束しよう


今日もまた
会えたなら
乾杯しよう


君のいない私に慣れない
君の知らない私になる

「虹色」


つま先に
星を見た
届かない
夢を見た


つぶやいた
夢の音
聞こえてる
手を伸ばす


私の言葉が
君の夜照らす
離れても
会えなくても


響く声は もっと遠く
風に乗って もっと高く
空の向こう


夢で見た
君の歌
溢れ出す
空と海


なつかしい
声は今も
夜を越え
はるかに


君の悲しみが
心曇らせる
幸せで
いてほしい


願い事は きっと届く
波に乗って 遠い彼方
空の向こう 広がる


私の笑顔が
君をあたためる
離れても
会えなくても


響く声は もっと遠く
風に乗って もっと高く
空の向こう
滑る 空 かける

「music」


風が吹き
雲は流れ
空の隙間
光射す


巡る季節
とどまらず
移り変わる
何もかも


過ぎ去った時のかけら
積み上げて眺める
ふわりと蘇る匂い
胸の奥に深く


花は散って種を残す
近く遠く響く声
繋げた歌の調べは
ずっと鳴り止まない音楽


雪は融けて
水が温む
つぼみ開く
緑立つ


巻き戻る記憶ふいに
立ち竦み戸惑う春


ゆっくりと歩く君を
追いかけたあの頃
もどかしい熱い想い
うまく言えなかった


月の明り
星の光
照らす僕らのたましい
夢も嘘も憧れも
全部うたかたと消えはしない


花は散って種を残す
近く遠く響く声
繋げた歌の調べは
ずっと鳴り止まない音楽